1948-05-20 第2回国会 参議院 決算・商業・鉱工業連合委員会中小企業庁設置法案に関する小委員会 第1号
○中川幸平君 私この法案について終始反對の意見を申上げて當局に大變申譯ないような感じがいたしますが、この問題點になつておる第一項にあります通りに、かような官廰ができましても、結局中小企業の振興にはなり得ない。
○中川幸平君 私この法案について終始反對の意見を申上げて當局に大變申譯ないような感じがいたしますが、この問題點になつておる第一項にあります通りに、かような官廰ができましても、結局中小企業の振興にはなり得ない。
いずれ法制長官も見えまして、外局に關する問題についての御答辯を得るつもりでありますが、大體今日まで皆様方でいろいろお話を願いましたこの法案に對する問題點を、お手許へ纏めて差上げて置きましたのですが、この問題について、一から順に皆様方の纏つた御意見を伺つて、そうして後、皆様方から出ております修正意見についてどうするかということを逐條的にお話を願つたらどうかと存ずるのであります。
かりに收支均衡があつても、その支出される經費の内容、つまり消費的な經費が多ければ、依然としてインフレーシヨンは進行するということになるのが、最近の新しい財政理論の一つの問題點であります。私も事實そう思います、ただ健全財政論だけで問題が同じところを旋囘しておるということではいけないので、試みに均衡がとれても、インフレーシヨンの問題は終らない。
のいはゆる連合軍の農民解放令に基いて、當然農地改革と一緒にやるべきものが片手落ちになつたこの法案、當然一諸に審議して片づけてしまうべき筋合のものを、一方は進め、一方は漸く今上程というような形においていつまでも置くことに忍びないのでありますから、できるだけ進行をはかつていただく意味において、問題になつてから今日まで、少くとも農地改革問題に着手してから今日まで、この組合法だけが棚上げになつておつたこの間に、問題點